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燃料代高騰でスキー場も悲鳴… 相次ぐ値上げでオープンを前に厳しい経営状況 岡山・新見市

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 相次ぐ値上げの影響です。まもなくオープンする岡山県のスキー場では、燃料代の高騰などで一部のリフト券が値上がりします。

 新見市のいぶきの里スキー場です。12月18日のオープンに向け、12月2日から人工造雪機を24時間稼働させています。

(記者リポート)
「雪の山がいくつも並んでいますが、1つの山を作るのに約40万円かかるということです」

 この人工造雪機は重油を使って自前の発電機で動かしています。この重油代が2021年より1割ほど上がり、年間で約1200万円かかるそうです。

(いぶきの里スキー場 運営会社/石田雄一 社長)
「私どもが購入している重油代1リットルあたり110円前後だろうと思っています。20年前には約30円、32円くらいだったというふうに記憶しています。そのことを思えば最近は相当高騰している」

 さらにこのスキー場では老朽化した設備の入れ替え時期を迎えています。10数年間使ったゲートが壊れたため、2022年に約3500万円かけて新しい設備を導入したということです。

(いぶきの里スキー場 運営会社/石田雄一 社長)
「けっこうな出費を伴ったんですけど、新しいものに交換させていただきました。快適に皆さんに使ってもらえるんじゃないかなと思っています」

 いぶきの里スキー場では1日のリフト券を、土日祝日は2021年より500円値上げし、4500円にしました。18日のオープンを前に厳しい経営状況が続きます。

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