レジに人がいないコンビニエンスストアが25日、岡山市にオープンします。
岡山市北区高柳東町のベネッセグループの施設に25日にオープンするファミリーマートです。
(山下佳乃リポート)
「通常のコンビニのように欲しい商品を手に取っていきます。そして向かうのは、お店の店員がいるレジではなく、こちらの機械です。購入した商品がすぐに表示されます」
ファミリーマートは2021年からレジに人がいない店舗を展開しています。ファミリーマートによりますと、レジが無人の大手のコンビニは、岡山・香川で初めてです。
店には約400種類の商品があり、客が商品を手に取ると商品棚がその重さを感知します。
さらに、天井に設置されている20個のカメラで客が手にした商品を認識し、正確に会計します。
商品管理や掃除は近くの店の店員が担当しますが、常駐はしていません。
(山下佳乃リポート)
「防犯の対策もしています。購入していない商品を持って無理やり出ようとすると警告音が鳴ります」
ファミリーマートは今後、企業や大学などスペースが限られた場所に、このシステムを導入した店舗を展開していく方針です。
(ファミリーマート 開発推進室/太田裕資 副室長)
「こういう特定施設の中や企業の社員の方向けの福利厚生的な出店など、ローコスト運営をすることで、今まで出店できなかった立地に出店できるようになった」