香川県の中小企業の経営者が知事と意見交換会を行い、最大の課題である「人材の確保」について支援を求めました。
この意見交換会は、中小企業の現状や課題などを知事に直接伝えようと、「かがわ産業支援財団」が毎年開いています。
今回は食品や農業、スタートアップ企業などの経営者12人が参加し、原材料費の高騰や人材確保の難しさなど経営環境について語りました。
(冷凍食品製造業の経営者)
「労働目的などで来られる技能実習生・特定技能などの方々が、香川に来てもらえるようにするためにも、極端ですが全国統一の最低賃金も視野に入れてもらえたら」
ほかにも地元企業の認知度を上げるために、学生と企業をつなぐ「場」をつくることなども求めました。
県と財団は、30日に出た意見を今後の産業振興策の参考にしたいとしています。