外国の武装工作員が国内に侵入したという想定で自衛隊と警察が共同で対応訓練を行いました。
岡山県奈義町の日本原駐屯地で行われた訓練には、陸上自衛隊と岡山県警の約70人が参加しました。
(陸上自衛隊第13旅団第13特科隊/楯貴博 副隊長)
「平素から治安の維持にあたっている。警察のノウハウを吸収しつつ、お互いの装備や能力に対する理解を深めてもらいたい」
(岡山県警察本部/高本勝利 警備課長)
「日本国中で多数の国際会議が開催される。憂慮すべき事態が起こりえるのが不思議ではない」
(記者リポート)
「あちらは自衛隊員を乗せた輸送車です。こちらは指揮通信車。これらの車両を警察のパトカーが先導します」
訓練は強力な殺傷能力のある武器を持った外国の工作員が国内に侵入したことを想定したものです。負傷者が出た場合、すみやかに搬送する訓練も行われました。