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一般住宅で強盗への対応訓練 全国で相次ぐ強盗・窃盗事件受け 岡山市

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 「ルフィ」などと名乗る人物がかかわったとされる住宅での強盗・窃盗事件が全国で発生したことを受け、岡山市で住宅に強盗が来たことを想定した対応訓練が行われました。

 訓練は、配送業者を装った2人組の強盗が訪れた想定で一般の住宅で行われました。

犯人役「ですから、ここにあるって言ってるでしょ! 荷物が!」
住人「それでも、最近(荷物は)頼んでいないんですけどね」

 住人の男性は、相手が誰かわかるまでは玄関のドアを開けないことや、防犯チェーン越しに会話することなど、防犯につながる対応をひとつひとつ確認していました。

(住人の男性は―)
「皆さんと話をするような応対はなかなかできない、慌てます。似たような強盗が全国で起きているのでドア越しに、ドアを開けずに応対するようにしなければならない」

 岡山県警によりますと、住宅に押し入る手口の強盗事件は、2022年、岡山県では1件もありませんでしたが、一連の窃盗・強盗事件の報道で関心が集まっていることから注意喚起のため対応訓練を企画しました。

 訓練の後は近くのスーパーマーケットに移動して、買い物客にチラシを配り、ドアを開ける前に訪問相手を確認することや、家の戸締りを確実にすることなどを呼び掛けました。

(岡山南警察署 生活安全課/本多浩二 課長)
「全国的に強盗事件が世間を騒がせているような状況もありますし、防犯の関係を考えていただけるきっかけになったんじゃないかと思っています」

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