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3つの島と丸亀港を結ぶ新フェリー「ひろておん」就航へ 島の中学生と先生が命名 香川

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 香川県丸亀市沖にある塩飽諸島の3つの島と丸亀港を結ぶ新たなフェリーがお披露目されました。命名したのは、島にある中学校の生徒と先生です。

 丸亀港と手島、小手島、さぬき広島を結ぶ備讃フェリーの新造船「ひろておん」です。

 2011年から運航していた「しわく丸」の引退に伴い造られたもので、全長約39m。船員を含めた定員は154人です。

 7日は就航式が開かれ、関係者ら約25人が出席しました。

 船の名前は公募し、現在、小手島中学校に通うただ1人の生徒と先生が一緒に考えた案が採用されました。「ひろしま」、「てしま」、「おてしま」、それぞれの島の頭文字を取りました。

(小手島中学校/丸岡美由貴 先生)
「皆さんに愛されて親しまれるように、最後に『ん』を付けて、かわいくした」

 小手島中学校は唯一の生徒がこの春卒業し、休校となります。

(小手島中学校 3年/今中章乃さん)
「私は中学校を卒業した後、高校に通うため、島を離れることになります。『ひろておん』に乗って島に帰ってくることができるのが、とても楽しみです」

(備讃フェリー/天野雄二郎 社長)
「島の人びとも遠慮なく、使い勝手がいいような船になってますので、十分にご利用いただければ」

 この航路のフェリーは毎日50人から60人が利用しています。「ひろておん」は2月19日から、これまでと変わらず1日3往復します。

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