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社長「悲願だった」 循環バス『めぐりん』がJR岡山駅前へ 中国運輸局が乗り入れ認可

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 岡山市内を循環するバス「めぐりん」のJR岡山駅前広場への乗り入れが、中国運輸局に認められました。

(記者リポート)
「めぐりんの岡山駅前のバス停です。今後はJR岡山駅前からも乗り降りすることができ、利用者にとっては便利になります」

 八晃運輸のバス「めぐりん」は、岡山市中心部や東区の西大寺地区などをめぐる2つの路線で、あわせて31便を運行しています。

 現在、JR岡山駅に最も近いバス停は、駅から400mほど離れていますが、2023年4月からは全ての便が岡山駅前広場の9番線に乗り入れることになります。

(利用者は―)
「それは便利がいいですね」
「いいのはいいでしょ時間的にね。遅れたらどっちかに乗るから」

(八晃運輸/成石敏昭 社長)
「駅の乗り入れは当社の悲願だった。利用者の利便性が高まった」

 めぐりんを巡っては、2019年と21年にも八晃運輸が乗り入れの申請を中国運輸局へしていました。

 運輸局の認可を受けるには土地の管理者の許可が必要です。

 岡山駅前広場を管理するJR西日本は、ほかのバス事業者から「安全性の確保に問題がある」という意見があったことから、これまで、めぐりんの乗り入れを許可していませんでした。

 その後、JR西日本が運行本数や運行時間について乗り入れの許可を出したことから、中国運輸局が乗り入れを認可しました。

 岡山県バス協会は「安全確保を第一に運行し利便性の向上につなげてほしい」とコメントしています。

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