岡山県の伊原木知事は、職員が仕事を終え、次に勤務を始めるまでに11時間の休みを確保する「勤務間インターバル」を都道府県で初めて宣言しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「岡山県は職員の11時間のインターバル(休息時間)確保に向けて取り組みます」
岡山県が取り組む「勤務間インターバル」は、職員が仕事を終えた後、次に勤務を始めるまでに11時間の休みを確保するものです。
十分な休息をとることで職員の生活と仕事のバランスを保ち、生産性向上につなげることが狙いです。
学校教員や警察官以外の県の職員が対象で、災害が起きた時などは除きます。
「勤務間インターバル」は、2019年から企業の努力義務になった制度で、EUでは義務化されています。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「寝ないことで、個人としても、社会としても、大きな損をしている。岡山県にあまたある企業に、勤務間インターバルを広げていきたい」
岡山県によりますと、都道府県の「勤務間インターバル宣言」は全国で初めてだということです。