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津山市に道の駅隣接型ホテルがオープン 新しい旅のスタイルを提案 岡山

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 新しい旅のスタイルを提案します。道の駅を拠点に地域の魅力を楽しめるホテルが、岡山県津山市にオープンしました。

(マリオット・インターナショナル/カール・ハドソンさん)
「『フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山』は、魅力的なこの町を探検しようとする旅行者にとって自分の家のように心地よいホテルになることを確信します」

 津山市の道の駅「久米の里」の向かいにオープンした「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」。

 世界各国で「ザ・リッツ・カールトン」などのホテルを運営するマリオット・インターナショナルと住宅メーカー大手の積水ハウスが、観光による地方創生を目指して展開する事業です。

 ホテルは3階建てで、ダブルとツイン合わせて78の客室を設けています。宿泊料金は、1室あたり1泊1万4520円からとなっています。

(記者リポート)
「こちらのホテルは宿泊に特化したホテルです。食事をするレストランはありませんが、食材を調理できるキッチンは付いています」

 食事や土産は隣接する道の駅や地元のお店を利用してもらい、地域の人々との交流を促したいとしています。

 津山エリアでは「日本さくら名所100選」に選ばれた津山城や文化庁が認定する「100年フード」に選ばれた牛肉料理など、知られざる魅力を発信します。

 国内の観光客だけでなく、需要が回復してきたインバウンドの獲得も目指しています。

(積水ハウス/石井徹 専務)
「日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指す」

(津山市/谷口圭三 市長)
「県北地域はインバウンドに対しての働きかけ、PRが弱かったかもしれない。しっかりとインバウンド対策をやっていきたい」

 このプロジェクトによる「道の駅」に隣接したホテルのオープンは、全国で24軒目です。岡山県内では2022年に真庭市にオープンした「岡山蒜山高原」に続いて2軒目となります。

 積水ハウスなどでは、2025年までに26道府県で3000室規模へ拡大し、地域の活性化に貢献したいとしています。

(積水ハウス/石井徹 専務)
「(道の駅は)インフラが整っているので建物を建てるとそのまますぐ開業できる。どんどん観光を広げていける拠点としては非常にアクセスもいい」

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