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JR四国 2022年度は全事業で増収 営業収益はコロナ前の約9割まで回復

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 JR四国が2022年度の連結決算を発表しました。売上高にあたる営業収益は新型コロナ前の9割ほどまで回復しました。

(JR四国/西牧世博 社長)
「まだ収益面は厳しさがございますけども、回復基調にはあり、ある程度評価できる決算で、反転攻勢につながる決算だと思っております」

 JR四国グループ全体の2022年度の営業収益は435億円でした。前年度より124億円増え、新型コロナの影響がなかった2018年度の9割ほどになりました。

 営業損益は171億円の赤字で赤字幅は前年度より50億円小さくなりました。

 鉄道収入は177億円で、新型コロナの影響を大きく受けた2020年度と2021年度を上回り、新型コロナ前の8割ほどになりました。

 運輸業のほか物品販売業やホテル業、不動産業など全ての事業で増収となりました。

 JR四国は5月20日に全ての路線の運賃を値上げする予定で、2023年度の事業計画では値上げによる14億円の増収を見込んでいます。

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