ゴールデンウィーク中のJRの利用状況がまとまりました。コロナ禍が収束に向かう中、旅行機運が高まり、2023年の利用者は2022年の約1.3倍でした。
JR四国によりますと、4月28日から7日までの瀬戸大橋線の利用者は24万4400人で、2022年の同じ期間の1.26倍でした。コロナ禍前の2018年と比べても9割まで回復しました。
また、予讃線、土讃線、高徳線をあわせた利用者数は11万5800人で、2022年の1.29倍でした。
JR四国では新型コロナによるさまざまな制約がなくなり旅行の機運が高まったことやイベントの開催、曜日の配列などで利用者が増えたと分析しています。
(JR四国 鉄道事業本部 運輸課/荒井隆 担当課長)
「これからまたインバウンドのお客さまや、今年、瀬戸大橋(開通)35周年とかいろいろ迎える中なので、さらにお客さまにはご利用していただけたらと思っています」
JR西日本・山陽新幹線でも
また、JR西日本によると、ゴールデンウィーク期間中の山陽新幹線の利用者は、新大阪から岡山の間で上下合わせて157万5000人、岡山から広島の間で上下合わせて116万2000人でした。
いずれも2022年の約1.3倍で新型コロナ禍前の2018年と比べても95%ほどに回復しました。
在来線でも伯備線と因美線の特急の利用者が2022年の1.3倍ほどに増えました。