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台風7号 岡山・香川には15日に最接近する見込み 山陽新幹線の運休など交通機関に影響

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 台風7号は、香川県には15日昼前から昼すぎにかけて、岡山県には15日昼すぎから夕方にかけて最も接近する見込みです。お盆のUターンラッシュにも影響が出そうです。

 強い台風7号は日本の南を北西に進んでいて、岡山・香川では15日日中を中心に雨や風が強まりそうです。

 15日正午までの24時間に降る雨の量は、多い所で岡山県南部では100mm、北部では120mm、香川県では250mmの予想です。

 気象庁は、中国地方では15日午前中から午後、四国地方では今夜から15日午後に線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激に上昇する可能性があると発表しています。土砂災害や低い土地の浸水河川の増水などに十分注意してください。

 15日は暴風に注意が必要です。岡山県では昼前から夕方に暴風域に入る恐れがあり、北部では局地的な突風「広戸風」が発生する恐れがあります。

 香川県では15日明け方から夕方に暴風となる見込みで、気象庁は小豆・東讃に15日朝から「大雨警報」全域に「暴風警報」「波浪警報」を発表する見込みです。十分に警戒してください。

 15日は交通機関に影響が出ています。

 JR西日本によりますと、山陽新幹線は、新大阪ー岡山間で終日、運休し、岡山ー博多間では始発から運転本数を減らします。

 在来線は、山陽本線では三石から、赤穂線では日生から、姫新線では美作江見から東側のエリアで15日始発から運転を取り止めます。

 また、岡山と鳥取を結ぶ「スーパーいなば」と、高松と東京を結ぶ「サンライズ瀬戸」は運休します。

 岡山と出雲市を結ぶ「やくも」は午前7時以降順次、運転を取り止めます

 JR四国は、高徳線で終日運休するほか、瀬戸大橋線のマリンライナーやしおかぜ、南風についても昼以降、瀬戸大橋区間の運行を見合わせます。

 海の便にも影響が出ています。

 両備小豆島フェリーグループは15日、小豆島と高松、岡山、備前市日生を結ぶフェリーを終日欠航すると発表しています。

 高松空港と岡山空港発着の空の便は、日本航空はすべての便を、全日空もほぼすべての便の欠航を発表しています。

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