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台風10号が交通機関にも影響 JRで運休相次ぐ フェリーや高速艇の欠航も

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 台風10号は30日午後から31日にかけて岡山・香川に最も近づく見込みです。交通機関などにも影響が出ています。

 台風の暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、29日は香川県では1時間で最大で12.5mmの雨が、岡山県では1時間に最大で10.5mmの雨が降りました。

 交通機関にも影響が出ています。
 JR西日本は29日午後5時から山陽新幹線の広島ー博多間で運転を取り止めていて、30日は終日運休します。

 また在来線は30日、山陽本線や伯備線などで夕方ごろから運転を取りやめると発表しました。

(徳島に帰る予定だった人)
「なるようになれとしか思っていないんでどうしようもないな」

(篠原茉那リポート)
「現在、午後0時30分です。10分後の40分には本日最後の岡山行きのマリンライナーが出発するということでみなさん急いで列車に乗り込んでいます」

 JR四国は、瀬戸大橋線は強風が予想されるため、29日昼過ぎから列車の運転を取りやめています。

 マリンライナー最終列車に乗り込む人は……。

(出張帰りの人は―)
「1日出張予定だったんですけど、昼で帰ることになりました」
「焦ります。なくなっているんじゃないかと思ってて、でも来たらギリギリあったんでよかったです」

 なかには終電を逃してしまった人もいました。

(終電を逃した人)
「止まってしまえばしょうがないかなというところではあるんですけど、近づけるところまでは近づいていこうかな」

 JR四国は瀬戸大橋線を通るすべての列車を30日の始発から終日運休すると発表しました。

(篠原茉那リポート)
「現在午後2時です。風が強く横殴りの雨が降っています。いつもは穏やかな瀬戸内海も29日は荒れています」

 高松港を発着するフェリーや高速艇は30日、小豆島に向かう便を欠航します。

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