JR四国は、お盆を含む8月の鉄道収入が台風や大雨の影響で想定を下回る見通しを示しました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「予想以上に雨の影響が大きかった。いろんなイベントの復活がありまして、雨の影響を除けば傾向としてはいい方向」
JR四国の定期を除く8月の鉄道収入は、23日までの速報値で2022年の同じ月を35%上回りました。一方、新型コロナ禍前の2019年と比べると82%にとどまりました。
西牧社長は、台風や大雨の影響で多くの路線で運休となったことが大きな原因とした上で「コロナ禍前の90%の鉄道収入を見込んでいたが、想定を下回る見込み」だと述べました。
それでもコロナ禍で中止していた夏祭りや花火大会が四国4県で再開したことで、一定の利用者数を確保できたとしています。