9月20日から新型コロナの新しいワクチンの接種が始まります。岡山県総社市で15日、接種券の発送作業が行われました。
総社市では、保健福祉部の職員らが郵便局に届ける約1万人分の接種券を車に積み込みました。9月20日以降に各家庭に届くということです。
接種が始まるのは、新型コロナウイルスのオミクロン株「XBB.1.5」に対応した新しいワクチンで、生後6カ月以上の全ての人が対象です。
過去に届いた接種券をまだ使っていない人は、その券を使って接種を受けることになります。
市によりますと、重症化リスクの高い人に向けて5月から行っているワクチンの接種率は、65歳以上の高齢者で56.3%だということです。
(総社市役所 保健福祉部/上田真琴 部長)
「(新型コロナの)流行自体は続いているところ。基本的な感染対策というのが重要にはなるんですが、それに加えてワクチンを接種しておくことで、かかりづらくなったり、重症化リスクを抑えたりできると思います」