JR岡山駅東口への路面電車の乗り入れ事業に伴い、19日から一般車の送迎ゾーンが利用できなくなりました。市民からは戸惑いの声があがった他、これまで通り送迎しようとする車もいました。
(記者)
「一般車ゾーンが閉鎖されているんですが、知らないのでしょうか、ウインカーを出したまま入ろうとした車がいました」
JR岡山駅の駅前広場北側にある一般車の送迎ゾーンが19日午前1時から利用できなくなりました。路面電車の乗り入れ事業に伴い、一般車の送迎ゾーンとタクシーの送迎ゾーンを入れ替える工事をするためです。
これまで一般車ゾーンだった場所は12月4日からタクシーゾーンとして利用されます。
そして、駅前広場南側にある現在のタクシーゾーンが12月6日から新しい一般車ゾーンになります。
当面は降車のみ利用できる仮の運用となり、2025年2月ごろ、駐車場と合わせて完成する予定です。それまでの間はJR岡山駅への送迎ができるのは西口側のみになります。
(ドライバーは―)
「娘の送迎で来たんですけどちょっと困りました」
(駅の利用者は―)
「(送迎場所が)ちょっとだけ遠くなって不便になるかなと思うんですけど(路面)電車が入ってくるということなんでそれを楽しみに」
一方で、交差点の中で送迎している車も……。午前9時からの1時間ほどの間にこうした車が何台もいました。
岡山市は周辺の駐車場や公共交通機関の利用を呼び掛けていますが、状況を見て必要であれば対策を検討したいとしています。