聴覚障害者が出場する19歳以下のバドミントンの世界大会で優勝したノートルダム清心女子大学の片山結愛選手に、「岡山市人見絹枝スポーツ顕彰」が贈られました。
岡山市人見絹枝スポーツ顕彰の特別スポーツ栄誉賞を受賞したのは、高松市出身でノートルダム清心女子大学2年の片山結愛選手です。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「いつ頃からバドミントンを?」
(ノートルダム清心女子大学2年/片山結愛 選手)
「(小学3年生のときに)スポーツをしたいなと思って、補聴器に当たってもシャトルは危なくないかなと思って、友達と一緒にバドミントンを始めました」
聴覚障害者によるバドミントン「デフバドミントン」では、選手は補聴器をつけずにプレーします。
片山選手は2023年7月にブラジルで開かれた19歳以下のデフバドミントン世界大会の女子ダブルスで優勝したほか、年齢制限のない世界大会でも混合団体戦で準優勝、女子ダブルスで3位の成績を収めました。
(ノートルダム清心女子大学2年/片山結愛 選手)
「活躍することで、自分と同じような障害を持った方々に、何かきっかけになればいいかなとは思っています」
2025年には聴覚障害者による国際スポーツ大会「デフリンピック」が東京で開かれます。