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岡山県の地価調査 全用途の平均は横ばい 不動産鑑定士「コロナの影響ほぼなくなる」

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 不動産取引の目安となる地価調査の結果が発表されました。岡山県の全ての用途の平均変動率はほぼ横ばいでした。調査した不動産鑑定士は、新型コロナの影響はほぼなくなったとしています。

 岡山県の「全ての用途」の平均変動率は-0.1%で、31年連続で下落したものの、2022年の下落幅(-0.4%)より小さくなりました。

 用途別では、住宅地が-0.5%で26年連続の下落、商業地は+0.7%と2年連続の上昇でした。

(不動産鑑定士/藤川亮さん)
「平均としては、全体でほぼ横ばいという状況になった。新型コロナの影響は、昨年(2022年)にだいぶなくなってきた印象だったが、(2023年は)商業地・住宅地ともに地価に影響はなかったと認識しています」

 「住宅地」で最も高かったのは、33年連続で「岡山市北区伊福町3丁目」です。1平方メートル当たり21万5000円で、11年連続上昇しています。

 「商業地」で最も高かったのは、こちらも33年連続で「岡山市北区錦町6番」でした。1平方メートル当たり183万円で、こちらも11年連続の上昇です。

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