大雨による土砂災害などを想定した大規模な救助訓練が岡山市で行われました。
26日、岡山市中区で行われた訓練には、市内5つの消防署から救助隊員52人が参加しました。大規模な水害に備え救助技術の向上や各消防署の連携を強化するのが狙いです。
隊員たちは事前に被害の状況を知らされていません。ドローンの映像を見て救助が必要な人がどこにどれくらいいるかなどを把握していました。
土砂に埋まった人を助け出す訓練では、人を傷つけないよう手作業で慎重に掘り起こしていました。
(記者リポート)
「あちらのベルトコンベアは、積もった土砂をより早く、隊員の負担も軽くしながら運び出すことができるということです」
また、水陸両用バギーを使って救助する訓練なども行われました。
(岡山市南消防署 特別救助隊/青田有史 隊員)
「臨機応変な対応の引き出しを広げていって、どのような場面でも対応していける救助隊を目指していきたいと思っています」