警察と倉敷市の病院が連携し、災害時にヘリコプターでけが人を搬送する訓練が行われました。
訓練には、倉敷警察署の警察官や倉敷中央病院の医師ら約25人が参加しました。
南海トラフ巨大地震が発生したという想定で、家が倒れて頭などに大けがをした人を救出し、岡山県警のヘリコプター「わしゅう」で倉敷中央病院まで運びます。
倉敷警察署と倉敷中央病院は、大規模な災害が起きたときに、県警のヘリコプターが病院のヘリポートを利用できるよう、2013年に協定を結んでいます。
警察署と病院の距離は約300mと近く、迅速な対応が可能になるということです。
新型コロナの影響もあって休止が続いてましたが、今回、6年ぶりに訓練が行われました。
(倉敷警察署/池田辰夫 署長)
「日頃から中央病院と警察は連携しています。さらにこれを強化して有事に備えたい」