岡山県の観光施設の利用者数が、2023年8月は前年を約3%上回りました。
岡山県は新型コロナの観光への影響を調べるため、県内30の観光施設の利用状況を調べています。
2023年8月の利用者数は合わせて76万572人で、2022年8月を3.2%上回りました。新型コロナ禍前の2019年8月と比べると97%となっています。
岡山県は、利用者数が回復傾向にある理由として、新型コロナの位置づけが5類に移行したことや、国際線が再開してインバウンド需要が回復したことなどをあげています。
ただ、2023年8月は、猛暑や台風の影響があり、美作エリアを中心に、屋外施設の利用者数は少なかったということです。
岡山県は、インバウンド需要の回復などで今後も利用者数は回復するとみています。