高松市の民家博物館・四国村ミウゼアムの入り口となる建物「おやねさん」が、優れたデザインや活動を称えるグッドデザイン賞を受賞しました。
(四国村ミウゼアム/加藤英輔 理事長)
「全く予期していなかったので、思いがけなく賞をいただいて、大変うれしく思っている」
グッドデザイン賞を受賞したのは、四国の建物を集めた野外博物館「四国村ミウゼアム」のチケット売り場などが入るエントランス棟「おやねさん」です。
「おやねさん」は2022年4月にオープン。その愛称は特徴的な屋根のデザインなどから付けられています。
建物は一部2階建てで、延べ床面積は約500平方メートルです。
「おやねさん」のオープンにあたり、すぐ近くにあるうどん店「わら家」と周辺の道も整備し、美しい景観とアクセスの利便性を両立しています。
審査委員からは「景観と土木と建築を結びつけるという、とても高度で知的な作業に感銘しつつ、とても詩的でかわいらしい」と評価されました。
(四国村ミウゼアム/加藤英輔 理事長)
「いろんな意味で『屋根』というのが一つテーマにありますから、この屋根のデザインが非常に特徴的なカーブが素晴らしい建物、本当に良かった」