フランスの建築家が香川県の木造建築を見学しました。
20日に高松市の大河内工務店を訪れたのは、フランスからやって来た建築家ら15人です。
見学した大河内工務店の事務所は、4年前に「木造軸組工法」で建てられました。香川県産のヒノキを住宅用の柱に換算して約2300本も使っています。
垂直に立てた柱と水平に渡した梁の間に「抜き」と呼ばれる木材が格子状に施されている工法を見学しました。
さらに接合部には、金具ではなく木材が使用されていて、興味深そうに説明を聞いていました。
(フランス人建築家)
「木の温かみがあり、無駄なものが省かれたシンプルな作りで、とても洗練されていた」
一行は、21日は金刀比羅宮などを見学したあと、愛媛や大分なども訪れ、木造建築を学ぶということです。