10月15日から21日までの違反建築防止週間に合わせて、香川県で建築工事現場の一斉パトロールが行われました。
坂出市にある医療機関の病棟の増築工事現場には県の職員2人が訪れました。
そして事前に審査機関に提出した図面通りに工事を進められているかや、火災が起きた際に煙を逃がす窓が適切に取り付けられているかなどをチェックしました。
約30分の点検の結果、この現場に問題はありませんでした。
(香川県 建築指導課/香渡瑞帆 主任)
「建築基準法で必要な手続き等を忘れることもありますので、こういうパトロールを通じて基準等を広く周知することで違反建築の防止を図ることを目的としています」
香川県では19日、県と高松市の職員が合わせて140カ所を点検しました。
重大な違反は見られませんでしたが、14カ所の現場で建築確認済みの表示板が掲示されていなかったため指導したということです。