岡山・香川の注目のグルメを紹介する「ほっとマルシェ」。今回は、冬本番の今が旬の海鮮グルメをご紹介します!
冬の味覚「カキ」がたっぷりの「カキオコ」
岡山からは全国第3位の生産量を誇る「カキ」をたっぷり使った日生の「カキオコ」を紹介します。
備前市日生町寒河の「お好み焼き うまうま」です。JR日生駅から歩いて約1分の人気店です。
(お好み焼き うまうま/牧野真希さん)
「実家が漁師で、ぷりっぷりなカキがたくさん入ったカキオコのお店になっています。一面にカキがのっています」
日生の「カキオコ」(1200円)は、たっぷりの千切りキャベツに山芋を加えた生地を混ぜてから焼く、通称「日生焼き」。外はカリッと中はふわっと焼きあがります。その上に、実家から取り寄せた朝むきのカキをたっぷりのせています。
(お好み焼き うまうま/牧野真希さん)
「今年はすごくいい身に育っています。大きくなってぷりぷりで新鮮でおいしいです」
瀬戸内海が育んだ冬の味覚「カキ」がたっぷりの「カキオコ」です。カキのうまみが口いっぱいに広がって、キャベツの甘みとソースの相性も抜群です。
しかも、どこを切ってもカキ!、カキ!、カキ!。大きさにもよりますが、10個以上のカキがいつも入っているそうです!
(お好み焼き うまうま/牧野真希さん)
「金太郎あめみたいな感じ。たくさん新鮮なカキが入っているので、ぜひ日生に食べに来てください」
シーズン真っ只中の日生の「カキオコ」、味わってみてはいかがですか?。
うま味たっぷり「ワタリガニ」のトマトクリームパスタ
香川から紹介するのは「ワタリガニ」を使った料理です。古民家をリノベーションした落ち着いた雰囲気の中でイタリア料理が食べられるお店、高松市丸亀町の「イタリアン ビストロ ヒライ」。ここでは、ワタリガニを使った「パスタ」を味わうことができます。
(イタリアン ビストロ ヒライ/和田希聖 店長)
「人気はパスタではナンバーワンですね。値段も一番高いですけれども、一番出ているパスタです」
こちらが「渡り蟹のトマトクリームパスタ」(1900円)。約150gのワタリガニを丸々1匹使っている贅沢な一品です。
おいしさの秘訣は、カニをしっかりと焼いてうま味や甘味を凝縮させているところです。
火を通したワタリガニは、ブランデーで香り付けしたあと、少し塩味がきいた「パスタのゆで汁」と「トマトソース」、さらに「生クリーム」を合わせたソースで煮込みます。その途中で、ワタリガニの身をほぐして、うま味をソースに加えていることもおいしさの秘訣です。
食べると、ワタリガニのうま味が口いっぱいに広がるパスタ。ナンバーワンの人気を誇るのも納得の味わいですよ!
(イタリアン ビストロ ヒライ/和田希聖 店長)
「ワタリガニはだしや味がよく出ますんで、カニの味をいっぱい含んだパスタです。身はあるといえばあるんですけど、身を食べる料理というよりかは、だしの絡んだソースをパスタに絡めて食べていただく料理です」
やや太めの「リングイネ」と呼ばれる麺がソースとよく絡むこのパスタ。1年を通して提供しているメニューですが、今の時期が特に食べ頃だということです。