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識字能力に変化は 夜間中学で2回目の「識字調査」 香川・三豊市

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 19日、三豊市の夜間中学で日本語の読み書きの能力を測る「識字調査」が行われました。

 三豊市の高瀬中学校の夜間学級で識字調査が行われるのは、2022年12月に続き2回目です。

 調査は、録音した音声を聞いてひらがなやカタカナを書くなど90の問題に答えるもので、90点満点で採点されます。

 2022年の1回目の調査で生徒8人の平均点は67.1点でした。

 識字調査をした国立国語研究所は前回の結果と比べることで、日本語の読み書き能力の変化を調べたいとしています。

(国立国語研究所/野山広さん)
「(2回目が)5点でも10点でも上がっているとしたら、ここで学んだことが何らかの形でこの識字の力に好影響を与えていたと」

 日本で本格的な識字調査は1948年以来実施されていないそうです。

 国立国語研究所は、日本に住む外国人が増えていることなどもあり、識字率の実態を調べるため全国調査へ広げたいとしています。

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