プロバスケットボールB3香川ファイブアローズは勝てばB2昇格となるプレーオフの準決勝に臨みました。
レギュラーシーズン2位の香川ファイブアローズは27日の第1戦で敗れ、後がない状況で28日の第2戦を迎えました。レギュラーシーズン3位の鹿児島相手に前半からリードを許し、最大12点差を追いかける展開に。
迎えた最終第4クォーター。ファイブアローズは怒涛の追い上げを見せます。
ランダルや上良らの3ポイントなどで得点を重ね、徐々に点差を詰め3点差とした残り2秒……。
土壇場のスリーポイントで同点に追いつき試合は延長戦へ。
一進一退の攻防が続きましたが、最後は押し切られ1年でのB2復帰は果たせませんでした。【香川ファイブアローズ 83‐86 鹿児島レブナイズ】
(香川ファイブアローズ キャプテン/上良潤起 選手)
「何より悔しいの一言。自分たちのリズムが後半はつかめてきたんですけど、ゲームの入りからできなかったのが敗因」
ファイブアローズは2年前のシーズンにB2で地区優勝を果たし、B1昇格まであと一歩のところまで迫るも昨シーズンは地区最下位となりB3に降格。今回を含め、3年連続で悔しい結果となりました。
今シーズンの戦績は40勝10敗。目標としていた平均来場者数1500人を突破し、過去最多の3209人が訪れた試合もありました。
(香川ファイブアローズ/籔内幸樹 ヘッドコーチ)
「種火は点いてると思う。この一年香川でやらせてもらって。その種火をどうしても消してほしくなくて、これを続ければこのクラブは絶対に変わります」
この日も2413人が訪れ熱い声援を送り続けました。
(香川ファイブアローズ キャプテン/上良潤起 選手)
「最後まで戦ったんですけど、皆さんの期待に応えることができなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも引き続き応援よろしくお願いします」