香川県観音寺市に住む難病ALSの男性が香川県を舞台にした映画の脚本を書き上げ、製作に挑んでいます。
(映画のプロデューサー/清水ヨシカさん)
「ゴールを変えるわけにはいかないけど、製作するためのお金をまず募っているのを伝える」
観音寺市に住む合田朝輝さん(38)は、自身で書いた脚本で映画の製作に挑んでいます。
この日は、映画のプロデューサーを務める清水ヨシカさんと打ち合わせを行いました。
(映画のプロデューサー/清水ヨシカさん)
「ハンディキャップを持っている合田さんにこそ、僕はヒーローになって皆さんの前に立ってほしい。その役を担ってほしい」
合田さんは29歳の時にALS、筋萎縮性側索硬化症の診断を受けました。ALSは体を動かすための命令が脳から筋肉に届かなくなり、体のあらゆる筋肉が衰える難病です。
合田さんは現在ほとんど体を動かせず、声も出せません。自発呼吸も難しくなり、人工呼吸器をつけています。
その中で、映画の脚本を書き上げました。なぜ映画を撮ろうと思ったのか。
(合田朝輝さん)
「自分がいなくなったあとも残る。そういうものを作りたい。私にはあまり時間がありません。できるうちにやっておくしかない」
体を動かすことができない合田さんは、目の動きを読み取り文字などを選ぶ「視線入力」で脚本を書きました。
今回の映画は香川県を舞台にしたコメディーにしたそうです。
(合田朝輝さん)
「難病や障害をテーマにした、重たい話ではありません。日常を少しだけ忘れて、ただ笑ってもらえるような作品にしたいと思っています。誰かにとっても少し『楽になる時間』になればいい」
合田さんは現在、クラウドファンディングで製作費を集めています。2026年8月にも撮影を始め、12月に大阪のホテルでの上映を目指しています。