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中国地方は遅い梅雨入りで今年は「短い梅雨」に 集中的に雨が降り災害リスクが高まるおそれも

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 中国地方は、気象台が22日に「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より16日遅く、2023年より24日遅い梅雨入りです。

 ウェザーニューズによると、梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の張り出しが例年に比べて遅かったことなどが要因で、2024年は全国的に遅い梅雨入りとなりました。

 平年の梅雨明けは中国地方は7月19日ごろ、四国地方は7月17日ごろですが、ウェザーニューズの予想では中国地方・四国地方の梅雨明けは7月中旬になる見込みで、平年より1週間ほど早くなる可能性もあるということです。そのため、平年は1か月半ほどある梅雨の期間が、2024年は四国地方は40日間前後、中国地方は25日間前後と「短い梅雨」になりそうです。

 ただ、短い梅雨だとしても雨への備えや注意は必要です。気象庁が20日に発表した1カ月予報では、中国地方の山陽側の降水量は「平年並みか多い見込み」、四国地方は「ほぼ平年並みの見込み」となっています。短い梅雨の期間にこの雨がまとまって降った場合、災害の危険度が急激に高まる恐れがあるため、引き続き雨への備えをしてください。

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