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岡山市の旧市民病院跡地 土地の一部を条件付きで市医師会に売却へ

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 2015年に閉院して以降、活用方法が決まっていない岡山市の旧市民病院跡地についてです。岡山市が条件付きで岡山市医師会に土地の一部を売却することを決めました。

 岡山市役所で売買に関する協定の締結式が開かれ、岡山市の大森市長と岡山市医師会の平田会長が協定書に署名しました。

 岡山市中心部にあった旧岡山市民病院は北区北長瀬表町への移転に伴い2015年に閉院しました。現在、旧市民病院の本館部分は空き地になっています。

 別館は、市の委託を受けた岡山市医師会が休日夜間診療所として使っているほか、医師会館としても活用しています。

 岡山市医師会は、2023年12月新しい医師会館を建設するために本館部分の北側と駐車場だった土地を購入したいと市に要望していました。

 協定では、新しい医師会館に休日夜間診療所や災害時の活用スペースなどを設けることを条件に、市が2024年10月までに約3億円で土地を売却するとしています。

 岡山市医師会は、「新しい医師会館を2年以内に完成させたい」と話しています。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「この協定の締結で岡山市と岡山市医師会がこれからもタッグを組んで市民の生活を支えていきたい。(残りの跡地は)我々としては何が一番そこに適しているのかよく考えながら次のステップを検討していきたい」

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