「ガストロノミーツーリズム」をテーマにした講演会が9月14日(土)に高松市で開かれます。講師は全国放送のテレビ番組などでもおなじみの香川大学・長谷川修一名誉教授です。
ガストロノミーとは、土地の気候風土が生んだ食材や習慣、伝統、歴史などによって育まれた「その地域ならではの食」を楽しみ、食文化に触れることです。ガストロノミーを目的とした旅行や観光ツアーのことを「ガストロノミーツーリズム」と呼び、近年、訪日外国人の増加やSDGsなどの観点から注目が高まっています。
そうした中、長谷川名誉教授は専門の地質学の知識を生かしてガストロノミーにその地域の大地の成り立ち(ジオ)の視点を加えた「せとうち讃岐ジオ・ガストロノミーツーリズム研究会」を立ち上げ、観光庁の支援なども得てガイドの養成やモデルツアーなどに取り組んでいます。
講演会を主催するのは日本家政学会中国・四国支部です。実行委員で香川大学名誉教授の時岡晴美さんは「地域の食のことを今までと違った角度で新たに知ることができる講演会です。地域の歴史や食に関心がある人にはぜひ聞いてもらいたいです」と話しています。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
講演会名:「地域の食を大地の成り立ちから味わう ジオ・ガストロノミーツーリズム」
日時:9月14日(土)午後1時半~3時半
場所:サンポートホール高松6階61会議室
【問い合わせ】
(一社)日本家政学会中国・四国支部
第70回大会実行委員会事務局
E-mail:kaseics2024@gmail.com
※申し込みはチラシのQRコードかEメールから