防災の知識と経験を共有する日本と韓国の会議が9日、初めて香川県で開かれました。
災害が多い東アジア地域で防災分野の連携を図ろうと、日本と韓国で毎年交互に開かれている会議です。
2024年は韓国側が交通アクセスが良い地方開催を希望し、高松ーソウル線がデイリー運航している香川県が初めて会場に選ばれました。
内閣府の鳩山二郎副大臣と韓国のパク・ヒョンベ自然災害対応局長、香川県の池田豊人知事らが出席しました。
日本からは能登半島地震の災害対応や香川県の住宅の耐震対策、韓国からは避難所運営の改善や電気自動車の火災対策について情報提供があり、意見を交換しました。
「非常戒厳」が出されるなど韓国の政情が不安定ですが、会議は予定通り開かれました。