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赤ワイン用ブドウの新品種「マスカットシラガイ」を発表 ワインの発色が良いなどの特徴 岡山理科大学

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 岡山理科大学などが、赤ワイン用のブドウの新品種「マスカットシラガイ」を作り出すことに成功しました。

 岡山理科大学と倉敷市などは2018年に協定を結び、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使った新たな赤ワイン用のブドウ作りに取り組んできました。ブドウの新品種「マスカットシラガイ」です。

 岡山県の高梁川流域に分布する野生種の「シラガブドウ」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交雑してつくりました。

 2024年12月、農林水産省に新品種登録を申請し、2025年6月、受理されました。

 野生種のブドウを使っているため病気に強く、できたワインは発色が良いということです。

(記者リポート)
「いい香りです。ワインはこちらのブドウからできています。マスカットの雰囲気をどことなく感じます」

(岡山理科大学/星野卓二 名誉教授)
「マスカットにシラガブドウの血をいれると、どんなブドウができるか期待していたが。いいのができました。一つの夢がかないました」

 マスカットシラガイは接ぎ木の苗が300株ほどあり、岡山理科大学は今後、増やしていきたいとしています。

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