J3最下位に低迷するカマタマーレ讃岐が米山篤志監督(48)を6日付けで解任しました。後任に元北朝鮮代表でJ3クラブなどを率いた経験がある金鍾成(キン・ジョンソン)監督(61)が8日、就任しました。
米山前監督は選手時代、J1の川崎や名古屋などでプレーし、川崎や町田のコーチを経て2023年、J3カマタマーレの監督に就任しました。しかし2023年と2024年は16位、2025年は19試合を終えた時点で4勝5分10敗、最下位(20位)に沈んでいます。
2025年シーズンの前半を終えたところですが、成績不振で解任されました。米山前監督は「全力を尽くして進んできましたが、結果につなげることができなかったことを残念に思っています。2年半、本当にありがとうございました」とコメントしています。
就任した金鍾成監督は東京都出身で、選手時代は北朝鮮代表として20試合に出場し、2得点を挙げました。引退後は東京朝鮮高校や朝鮮大学、J3の鳥取や琉球などの監督を務めました。就任にあたり「チームを変化させ、結果を出すためにこのチームに来ました。選手、スタッフ全員の力を集結させて戦います」とコメントしています。
金監督は12日、ホームの栃木SC戦でカマタマーレでの初めての指揮を執ります。