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威圧的な言動や人格否定…町議のパワハラを調査 早島町が第三者委設置へ

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 岡山県早島町の一部の町議会議員が町の職員に対してパワーハラスメント的な言動を繰り返したとして、町が8日に開かれた臨時議会で外部の専門家による第三者委員会を設置する条例案などを提案し、可決されました。

(早島町/佐藤辰美 議員)
「内部で調査をして、(第三者委員会に)『これではどうですか?』とやらないと」
(早島町/佐藤博文 町長)
「内部調査をいたしましても町民の皆さんに納得していただけるだけの客観性の担保ができない」

 早島町が提案したハラスメント事案などを調査する第三者委員会設置の条例案は、全会一致で可決されました。

 この問題は、一部の町議会議員が町の職員に対し、威圧的な言動や人格を否定する発言を繰り返しているとして、町民の有志が2025年4月、事実確認や再発防止などの対応を求める要望書を提出したものです。

 町は来週にも外部の弁護士3人で構成する第三者委員会を設置し、パワーハラスメントにあたる行為があったかどうかの調査を委ねる方針です。

 事実が認められた場合、第三者委員会は原因の分析や問題点の検討、再発防止に向けた提言などを行うということです。

(早島町/佐藤博文 町長)
「職員が少し辞めていますので、すべてがそういう行為(が原因)だとは思いませんが、しっかりと所要の対応と調査をやっていただきたいと思っています」

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