5月19日、岡山市北区で撮影した黄色いジシバリの花です。
春から初夏に咲くジシバリの花は、形はタンポポのようですが、サイズはふたまわりほど小さく直径は2cm余りです。日本全国に自生し、岡山県でも、草地や道端、林のふちや田の畔など、さまざまな場所で見ることができます。
ところで、「ジシバリ」という不思議な名前ですが、これは、まるで「地面をしばる」ように茎を這わせることに由来しています。
四方八方に茎を伸ばし、節から根を下ろすとまた株を作り、そこからさらに新たな茎を伸ばします。花の可憐な姿とは、すこしギャップのあるたくましさに驚かされます。
ジシバリは、わずかでも土があれば「岩の上」でも生えるという例えから、別名でイワニガナ(岩苦菜)とも呼ばれています。
ジシバリは丸っこい葉ですが、よく似た同属のオオジシバリは「へら型」の葉をつけます。こちらもよく見られる種なので探してみてください。