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道路下の空洞調査 岡山市が約9.3kmで独自に実施へ 八潮市の道路陥没事故を受け

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 埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受け、岡山市は2月10日の週にも道路下の空洞を調べる調査を始めます。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「今回の(埼玉県八潮市の)事故を受け、同様の事故を未然に防止し、市民の安全安心の確保に努めたいと思います」

 調査するのは、直径2m以上で設置から40年以上の下水道管が地下にある道路の下です。

 岡山駅西口付近や岡山市役所の南側浦安地区などを通る市内の国道・県道・市道など合わせて約9.3kmを委託業者の専用車両が走り、レーダーを使って陥没しかねない空洞がないかを調べます。
 必要に応じて人が地下に下り、下水道管に破損がないかなどを調べるということです。

 調査は国の緊急要請の対象ではなく、市が独自に実施するものです。

 市は2021年度から毎年4kmずつ道路下の空洞などを調査しています。
 2024年度は1月末までに26カ所で道路の陥没が見つかっていますが、車がはまったり人がけがをしたりするケースはないということです。

 今回の調査は2月10日の週にも始まり約1カ月で実施します。調査による交通規制はありません。

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