日本弁理士会が主催する「第11回知的財産活用表彰」で、香川県綾川町の勇心酒造が大賞に選ばれました。
勇心酒造は、米の発酵技術から生み出した機能性素材「ライスパワー®エキス」について、70件以上の特許を権利化してポートフォリオを構築し、商標「ライスパワー」とあわせて知財を運用しています。他社による侵害行為に対して適切に対応し、戦略的に知財を活用している点が評価されました。
勇心酒造は受賞について「国内外の大手化粧品メーカーとの取引において、ライスパワーという商標を前面に押し出してきたビジネス展開が認められた証」としています。
知的財産活用表彰は、知財活用に対する意識を高めることを目的に2014年度から行われていて、発明、ブランド、デザイン、標準化を積極的に活用している企業などを表彰しています。