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ハレノワ周辺の路面電車の環状化事業費が約27億円に 想定の約3倍 岡山市

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 岡山市は岡山芸術創造劇場「ハレノワ」周辺の路面電車を延伸・環状化する場合の事業費がこれまでの想定の約3倍、27億円ほどに上ることを明らかにしました。

 岡山市は、中心部を運行する路面電車について、清輝橋線の大雲寺前と東山線の西大寺町の約600mの区間を結び環状化することを計画しています。事業費は、2020年に発表した試算で約9億円でした。

 しかし、市が事業化に向けて、2024年に行った調査結果をもとに再び試算したところ、約27億円に膨らむ見通しとなりました。

 市は、要因について「防護柵や信号機の設置を追加したことに加え、人件費や輸入資材の価格高騰が影響している」としています。

 市は、国と路面電車を運行する岡山電気軌道を含めた3者で3分の1ずつ負担することを想定しています。一方で、岡山電気軌道は公費で全額を負担するよう求めています。

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