岡山市の動物園からツキノワグマが逃げ出したという想定で、危険動物を捕獲する訓練が26日、行われました。
岡山県で大地震が発生し、池田動物園の檻が壊れてツキノワグマが逃げ出した想定です。訓練には職員や警察官ら約30人が参加しました。
檻の外に出てきたツキノワグマを職員らが取り囲みます。麻酔銃を使って捕獲しようとしますが、うまくいきません。
動物園の入り口の広場に現れたツキノワグマ。職員らはバリケードを張って一歩ずつ近づき捕獲作業に入ります。
エサを与え油断させておいて……今度は麻酔が効いて捕獲することができました。
池田動物園ではホワイトタイガーやハイエナなど危険動物13種27頭を飼育しています。
(池田動物園/窪田健太郎 専務)
「園内の方々の安全はさることながら、地域住民の方に危険が及ばないように飼育員一同、意思を統一していきたいと思っております」