地震で津波が襲ってきたときに列車の乗客を安全に逃がすための訓練が岡山県玉野市で行われました。
訓練は、JR西日本などが玉野市の宇野駅近くで行いました。
(訓練のアナウンス)
「緊急停止いたします。足元にご注意下さい」
列車が走行中に緊急地震速報が出て停車したところ、すぐに大津波警報が出て津波が10分ほどで到達する想定です。
(訓練の様子)
「避難しろ! 津波がくるぞ!」
運転士や車掌がすぐに高い場所に避難するよう乗客に呼び掛けました。そして、安全に列車から降りるため、一度、床に座ってから飛び降りるよう促しました。
津波への対応訓練はJR西日本が定期的に行っていて、岡山県で行われるのは2018年11月以来です。