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個性豊かなひな人形が町並みを彩る「引田ひなまつり」 3月2日はライトアップも 香川・東かがわ市

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 3月3日は「ひな祭り」です。香川県東かがわ市では個性豊かなひな人形が町並みを彩っています。

(篠原茉那リポート)
「古い町並みの至るところに、ひな人形が飾られています。町がぱっと華やかになります」

 東かがわ市引田で始まった「引田ひなまつり」。約60軒の民家に江戸時代や現代、地元の園児が作ったものなど、さまざまなひな人形が飾られています。

(訪れた人は―)
「われわれ年寄りは昔を思い出して」
「いろいろな時期のおひなさんがここでは飾っていてなんか感動しますね、時代の流れを感じて」

 初日の27日は地元のこども園の園児も会場を訪れました。

(訪れた園児は―)
「きれいだったです」
「服の全部がきれいでした」

 こちらは香川大学と東京藝術大学の共同プロジェクトです。

 東かがわ市の企業や市民などから「赤いもの」を提供してもらってひな壇を設けています。東かがわ市特産の手袋や漁師が使っている長靴などが集められ、東かがわ市の「日常」が感じられます。

 能登半島地震の被災者を元気付けようと、2025年は3月に「引田ひなまつり」のひな人形を石川県輪島市に輸送して展示する予定です。

(引田ひなまつり実行委員会/大字正数 委員長)
「来たら、引田はすごいなという思いで帰っていただきたい」

 引田ひなまつりは3月3日まで開かれ、2日の日没後は町並みがライトアップされます。

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