岡山県の医療や介護の現場で働く人たちが、人手不足解消のための賃金の引き上げなどを国に訴えました。
(岡山県医療労働組合連合会/西崎克江 執行委員長)
「うちなんかだったら100円のベースアップ。時給と勘違いされるかもしれませんが、月給が100円上がるぞっていうことなんですよね」
日本医療労働組合連合会が13日、全国一斉にストライキを実施しました。
JR岡山駅には岡山県で働く看護師や介護職員ら約50人が集まり、人員の配置基準の見直しや大幅な賃上げ、労働環境の抜本的な改善などを訴えました。
岡山県医療労働組合連合会は2024年度、病院の夜勤職員の減少や病棟の閉棟なども起こっていて、医療・介護の現場は崩壊寸前だと訴えています。
2026年度に岡山県で必要な介護職員は3万6922人なのに対し、1053人が不足。2040年度には4440人が不足するとしています。
(岡山県医療労働組合連合会/西崎克江 執行委員長)
「患者さんを守るために駆けずり回っているけど足りないんです、ぜひ増やすために賃金を上げてください。国を動かすための署名でいいのでぜひ協力していただきたい」