東かがわ市が、職員に対するカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラに対応するため、基本方針を策定した。職員の就業環境や業務遂行を阻害するものや尊厳を傷つけるものをカスタマーハラスメントとし、組織的に毅然と対応するとしている。
基本方針ではカスハラを「時間拘束」「リピート型」「暴言・暴力」など11のタイプに分類をしている。
<行為のタイプ 例>
・1時間を超える長時間の居座りや電話⇒「時間拘束」
・頻繁に来庁してのクレーム⇒「リピート型」
・大声で執拗に責める⇒「暴言・暴力」
・カメラやスマホによる職員や職場内の無断撮影・録音⇒「無断撮影・録音」
・職員の個人情報などをインターネットに投稿⇒「投稿」
・特定の職員へのつきまとい、わいせつな言動⇒「セクハラ」
基本方針では、カスタマーハラスメントと認められる行為があった場合は、速やかに対応を終了して退去を求めるほか、行為者から危害が加えられないよう一定の距離を保つなど、職員の安全確保を優先するなどとしている。