岡山県真庭市に、高校の寄宿舎を備えた新たな拠点が完成し、10日、初めての入居者を歓迎する式典が開かれました。
勝山高校蒜山校地の隣に完成したのは真庭市学習交流センターです。愛称は蒜山三座にちなみ「三座館」です。
蒜山校地では生徒を全国募集していて、寄宿舎には、県外の8人を含む18人の生徒が入りました。
(寮生代表)
「3年間という貴重な時間を全員で協力しながら過ごしていき、蒜山校地の一員として成長していきたい」
寄宿舎の定員は20人。入学希望者を増やそうと真庭市が整備したもので、総事業費は約4億8000万円です。
(新寮生は―)
「すごく新しくて、住みやすそうだな」
「自炊が不安ですけど、頑張ってやろうかなと思います」
学習交流センターには、寄宿舎の他に地域住人らも使えるスペースがあり、今後交流イベントなどを企画しているということです。