2024年8月から9月にかけて行われた香川県立3病院の源泉所得税調査で、県立中央病院の2つの事務について誤りが指摘され、3月末に追徴額23万8084円を納付したことが分かりました。
中央病院によりますと、2020年から2024年にかけて治験審査委員会などの委員25人に支給した委員手当について、給与とすべきところ報酬として源泉徴収していました。ミスを指摘され委員にお詫びして徴収したということです。追徴額に加え、高松国税局から不納付加算税と延滞税あわせて7500円が請求される見込みです。
また、2023年度の医療技術職2人の宿日直手当について、課税所得とすべきところ一部を非課税としていました。入力ミスによるもので、この手当について非課税を選択できないようシステムを修正したということです。
中央病院では「再発防止策を講じた上で事務処理の適正な執行に努めます」としています。