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岡山大学病院 公文書偽造で職員を懲戒処分 減給2分の1(1日分)

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 岡山大学病院は、公文書を偽造したとして、30代の特別契約職員(事務職員)を減給2分の1(1日分)の懲戒処分にしたと発表した。

 岡山大学によりますと、この事務職員は2025年7月、過去に医師が作成した臨床調査個人票の検査日について、3カ所を虚偽の日付に変更した上、正規の手続きを踏まないまま許可なく大学病院の印を使用して、不正に文章を作成した(公文書偽造に当たる行為)などとしています。「臨床調査個人票」とは、患者が指定難病にかかっていることや、病状の程度を証明する書類です。

 この職員は「日常業務が多忙で余裕がなくプレッシャーに負けた」と、行為を認めているということです。

 岡山大学の那須保友学長は「本件は幸いにして、該当患者に直接の被害は及んでいないものの、本学病院の信用を大いに失墜させた。このような事案が発生したことを重く受け止め、コンプライアンスの徹底につとめていく」などとコメントしています。

  

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