在留期限が過ぎた後、17年以上にわたって香川県などに不法に滞在したとして韓国籍の女が8日、逮捕されました。
入管難民法違反の不法残留の疑いで現行犯逮捕されたのは、高松市元山町に住む無職で韓国籍の女(56)です。
警察によりますと、女は2003年12月に90日間の短期滞在ビザで日本に入国。その後、日本人と結婚し、3年間の在留資格を得ました。しかし、2008年3月に在留期限を過ぎた後も香川県内などに不法に滞在し続けた疑いが持たれています。
7日、別の事件を捜査中の警察官が高松市で女を職務質問して不法残留が分かりました。
女は容疑を認め、10年ほど前から香川県で生活していると話していているということです。
住民票などはありませんでしたが、知人の家などに住んでいて不法残留が発覚しませんでした。
警察はなぜ在留資格を更新しなかったかなどについて調べています。