中国六大学野球の春季リーグ第4週(5月10日~5月12日)、春連覇を目指す吉備国際大、秋春連覇を狙う環太平洋大は、共に勝ち点を失った。吉備国際大は首位から2位に、環太平洋大は3位から4位へ後退し、環太平洋大は優勝の可能性がなくなった。
これにより優勝の行方は、勝ち点3の3チームで争う構図が固まった。順位は勝率差で、東亜大(山口県)、吉備国際大、至誠館大(山口県)となっている。
第5週(最終週)は、5月17日から、倉敷マスカットスタジアムで行われる。東亜大は勝ち点をとれば優勝となるが、逃した場合は、吉備国際大が至誠館大から勝ち点をとれば逆転優勝となる。(先に2勝した方が勝ち点を獲得)
5月10日
環太平洋大10-1至誠館大
吉備国際大2‐3東亜大(9回サヨナラ)
5月11日
至誠館2-0環太平洋大
東亜大3-1吉備国際大
5月12日
吉備国際大0-4東亜大
中国六大学野球は、吉備国際大と環太平洋大の他、周南公立大、至誠館大、東亜大、広島文化学園大の計6校が争う。優勝チームは6月9日からの全日本大学野球選手権に出場する。