女子サッカーワールドカップの優勝メンバーで元日本代表のGK福元美穂選手が、9年ぶりに岡山湯郷ベルに復帰することになりました。
岡山湯郷ベルと現在所属しているサンフレッチェ広島レジーナが発表したものです。
福元美穂選手は、2002年に湯郷ベルに入団しました。主にキャプテンとして活躍し、2011年にはFIFA女子ワールドカップのメンバーに選出され、優勝を経験しました。しかし、フロントなどど意見が合わないことなどを理由に2016年に湯郷ベルを退団し、今季はサンフレッチェ広島レジーナに所属していました。
9年ぶりに湯郷ベルに復帰することについて、福元選手はサンフレッチェ広島レジーナのHPで「今シーズンをもって、レジーナで引退することを考えていました。しかし、心にずっと引っかかっている想いがあり、長い時間、その想いと向き合い、悩み続けていました。それは、15年間在籍していた『岡山湯郷Belle』」への気持ちです。高校を卒業してから長きにわたりお世話になり、成長させていただき、たくさん応援していただきました。私もクラブに全てを注いで頑張ってきましたが、さまざまな事情があり、シーズン途中で急に退団することになりました。辞めたこと自体には後悔はありませんが、応援してくださっていた方々にきちんと感謝を伝えることができなかったことが、心残りでした。このまま引退してしまったら、私は一生後悔するのではと。考え抜いて出した答えが、『もう一度湯郷ベルのユニフォームを着て、感謝を伝えたい』というものでした」などどコメントしています。
福元美穂選手は、5月21日に加入記者会見を行う予定です。